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更新はきまぐれ。

創業から1年9ヵ月の会社における「社員の役割(仮)」

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弊社の社長が「社長の仕事(仮)」というテーマでブログを書いていたので、
私も、会社の立ち上げ~拡大期においての「社員の役割」というテーマでブログを書こうと思います。

せっかくなので、

僕が考える「社長の仕事(仮)」というモノ
自分なりの経営思想として言語化しようと思います。
僕は、社長の仕事とは
大きく以下の5つだと考えています。
事業と会社の未来を描く「構想力」 
②構想を実現できる可能性を持った人物を集める「仲間集め」 
③集まった仲間が最大限パフォーマンスする「チーム&文化創り
④チームが事業を加速させていく為に必要な「資金集め」 
⑤お金と仲間と仕事が集まるための「話題集め(=信頼獲得)
 

思い返せば・・・

社会人4年目のタイミング、創業当初のLiBに社員1号として中途入社しました。

(当時書いてもらった記事)

now-or-never.jp

 

当時は、自身が独立するために組織・事業づくりを体験し実績をつくるという目的で入社を決めたものの、
すっかり今はLiBという会社が、
事業・仲間・実績・報酬などの資産を創り育てる職場であり、
未来の自己実現を叶える基地であり、
社会・仲間からの承認を得られる居場所となっています。

 

そんなこんなな創業から1年9ヵ月のタイミングにおいて、社員(自分自身)は、組織の中でどうあるべきなのか?

会社立ち上げ期~拡大期を社員として体験してきた私なりに振り返ってみようと思います。

①意思決定→実務:構想・方針などの意思決定に対してリアクションする

組織総体のパワーを最大化するには、
社長・経営陣の優れたビジョンや啓蒙力・事業構想の美しさ
も大変重要ながら、
いかに実務を行う社員がそれを自分事化し、心血を注げるかも大切です。
 
ただ、個人的な意見としては、社長や経営陣が決めた意思決定と方針について、そっくりそのまま正しいと信用しきることは危険だと思っています。
 
だからこそ、実際にチャレンジをし、新しい発見や失敗経験を集め、その事実をもとに意見を交えた仮説提案を経営陣・上司にフィードバックする。
(指示を実行するのではなく、データを収集し検証プロセスを経て、仮説提案をする”実験”を担当するイメージ)
 
意思決定を”指示”として受け止めただ実行するのでも、
意思決定を無視して自由奔放に振る舞うのでもなく、
少しでも初期の構想を目線のあったものへブラッシュアップさせ、
根拠と自信に基づいた筋の良い意思決定を社長・経営陣にさせること
を目的に、
現場は絶えずリアクション(反対意見も含め)を行うべきでないかと思っています。

 

②仲間への接し方:「協力者」「ライバル」「先生」として存在感を発揮する

社長はじめ組織が採用を頑張っていると、自分より遥かに優秀な人や、経験もしくはポテンシャルを持った人が沢山入社してきます。
 
さらに評価については、入社年数や社会人歴など全く関係なく、
成果をあげている人間が相応の対価ポジションを得、そうでない人は埋もれていきます。
 
実績面で、成果をあげ続ける/他者に成果をあげさせる。
スキル面で、人に負けない得意領域を持ち、ノウハウを共有する。
状況に左右されない立ち振る舞いや、周囲の生産性を挙げるような行いをする。
 
そうやって、
仲間を「協力者」「ライバル」および、学びの対象である「先生」
と捉えて一緒に仕事をすることにより、
社員個々のレベルが上がり、レベルが上がった組織にさらにハイレベル人材が入社する、
というのが理想だなと思っています。
 
仕立てられていく場の中で、その環境において存在感を発揮し続けることが、一社員として必要なことだなぁと思います。
 
(頑張らないと・・・ > < !!)

③個人管理:自燃型で居続ける

まだ会社として成熟しきっていない、スタートアップ・ベンチャーにおいては、
あくまで、
決断に責任を持つのは個人であり、選択肢を正解にするかは自分次第。


組織として良いコンディションを保つために様々な工夫を仕掛けていくことはもちろんですが、
前提として、
社員個人個人が環境要因に左右されにくい「自燃型」であり、「セルフマネジメント型」でいること
が求められると実感しています。


さらっと書いてしまいましたが、
「何のために仕事頑張っているのだろうか」みたいな消耗・燃え尽き症候群的な現象に陥ったり、
結果が出ないことで日々の生産性が落ちてしまったり
人間なのでメンタル要素が起因したコンディションのブレは誰しもあるかと。
(私自身、体調やプライベートがメンタルに影響しやすいタイプ)


必要なのは、
セルフコントロールをしなければ、と自分を強制・脅迫する「根性論」ではなく、
適切な方法論に基づいた「訓練」を各々が実行していくことであると考えています。

 

私が実践した中で有効だった&汎用性の高い方法としては、ある方から教わった

「自身の人生の目的と日々の生活・仕事を結びつける訓練」です。

 
自身が人生においてどのような目的を持ち、
その中の仕事という領域では何を実現し、
そのためにどういう事業で、
どういうコミュニティに関与する必要があり、
そのためにどのくらいの期間を見積もるか?

という自身のゴール+プランを仮置きする。

その上で、

「だから今はその1段階として、Xという実務を担っており、
この成果評価が自分の自己実現につながるのである」

と、日々の行動や実務を将来的な目的達成のためのステップとして結び付ける。

それにより、目の前の仕事に対しての疑問を取り払い、正しい方向に向かって努力量を投下できるような力学を作ってしまうやり方です。

 

自身の中長期的な目的をゼロから言語化することは簡単ではないですし、
腹落ちさせるまでに回数時間は必要ですが、

少なくとも真剣に考える努力をすることから始め、何かしらの答えの破片を言語化できれば良いと思います。
さらに日々の行動と結びつけるストーリーを反芻することで、自然とムダに悩む時間が減っていくことを実感しています。

「とにかく状況的に頑張らなければいけない」
「今を乗り越えた先に何かあるかもしれないからやる」

よりも、

「私の得たい対価を得る確率を上げるために、今必要なことだから当然やる」

と、仕事にポジティブな意味づけをして取り組んだ方が日々の業務が楽しくすらありますよね。

今記載したのは一つの方法ですが、
こういった形で自燃型のメンタルを「訓練」により身に着け、個々が勝手に活躍しなければ、若いフェーズの会社は回らないなと実感しています。 

最後に・・・

自社を見て、また自分自身への戒めを込めて、
社員がどのように役割意識を持ち行動しをしていれば、組織がもっと良くなるか?という観点で、
独断と偏見にまみれた持論を書き綴ってみました。

 

色々な会社ごとに社員に求められることは異なると思いますが、
経営陣・メンバーそれぞれが自身の役割や提供価値を真剣に考え、伝えること自体がすごく大切だなぁと感じたことが、
久々(1年ぶりくらい)にブログを書こうと思ったきっかけです。

(社内の他の人の考え方も聞いてみたいな・・)

 

そうやって、経営陣のものだけでなくメンバーのものだけでもない、素敵な会社が出来上がっていけば良いなぁ。

 

LiBという組織が来年から益々発展していきますように・・!!

 

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