社員数、前期×2倍で4期目を迎えます ~LiBの採用活動と人材定着について~
創業から2年半、社員5名⇒58名へ
女性のライフキャリア支援事業を2014年4月に創業、ついに4期目を迎えました!
光のような速さで月日が流れ、変化だらけの毎日を駆け抜けて気付けばもう2年半が経過しました。
我々は企業向けに採用支援サービスを提供する傍ら、自社の採用活動自体にもかなり苦戦しながら向き合い、創業時社員数5人でスタートしてから、今では正社員が58人、業務委託・アルバイトをふくめ70人強の組織に拡大。前期は1年で社員数を倍に増やしました。
そんな中よく聞かれるのが、
「そんなに一気に増やして、定着するのか?離職者は出てこないのか?」
「そもそもなぜそんなに採用できたのか?」
ということ。
こういったご相談を頂く機会が直近非常に多かったので、弊社の採用と定着をテーマに本エントリーでまとめてみました。
定着の秘訣は、入口での見極め
採用後の定着について、幸いにも急な増員にもかかわらず離職者は今のところほとんど出ておりません。
採用後の施策も色々工夫はしていますが、
一番は「入口」=「採用時」の見極めだと思っています。
採用する時に、スキル面だけではなく組織にフィットするかを精緻に見極めて選考をすることで、組織に合わない可能性がある人をそもそも採用しない。
一方、スピード感を持って採用をしていかなければならないので、吟味をして選考スピードを落としたりむやみに選考回数を増やさない。
組織・事業についての社内での共通言語化と社外発信
上述のような採用時の見極めでギャップを最小限に抑えられている要因は、組織=場の定義や人材採用ポリシー、事業が目指すものの言語化と、その社内外への発信・定着を行い続けてきたことではないかと思っています。
社内で、法人としての人格像や人材ポリシーを共通言語化することで、選考でのジャッジのズレを少なくする。
社外に対し、我々のカルチャーや哲学を発信し続けておくことで、そもそもこれらの考え方に共感しない人は来ないようになる。
といった効果が、結果的にカルチャーフィットがスムーズな人の選定に多分に寄与しています。
全員広報・人事の考え方を刷り込む
私は創業から専任の広報担当として広報機能の立ち上げに従事し、今でもサブミッションとして自社広報業務に携わっています。
リリースを出すネタがほぼゼロのタイミングから「リブという組織・創ろうとしているサービスの認知を拡大する」ことをミッションにあらゆる活動をしてきました。
- 社外の方を招いたオフィスMeet Upイベントを実施する(創業月から欠かさず開催しています)
- プレスリリースの月ごとの目標件数を設ける
- 事業ミッションや場の定義・Q毎の全社テーマの共有ディスカッションを丸1営業日かけて行う
- 掲載記事・リリース・イベント開催は全社員で拡散する
など、社内外の方々へのメッセージの発信や浸透に向けた取り組みを重要視し、今でも継続してやり続けています。
ただこれらは、いくら広報担当だけがやる気を出しても、持続的に実施することが難しいものです。
全員が会社の拡大・そのために必要な未来の仲間の採用や世の中への発信を自分事化し、真剣に取り組むことで初めて実現できることなので、広報担当と経営者の役目は、こういった「全員人事・全員広報」マインドを醸成するための空気づくりやメッセージ発信を、旗振り役として推進していくことだと思っています。
採用力強化のための3つのポイント
「なぜ採用できたのか?」については、もっとシンプルに3つのポイントをおさえて採用活動を行ってきたからだと考えます。
①「採用可能性が高い×活躍可能性が高い(※)」ターゲットを見極められている
(※)人材獲得難な市場において採用できる×自社に入社後活躍する素養がある
②ターゲットに刺さる魅力が存在する
③ターゲットにリーチできる手段が存在する
③については、世の中には広告・人材紹介・ダイレクトリクルーティング・人脈など様々なツールがあるので、合うものを見つける
①については、実際の経験をもとに・また有識者の意見を取り入れながら分析・すり合わせにより精度を高めていく
ことで何とかなりましたが
特に頭をひねる必要があったのは、②の魅力創出の部分でした。
「共感」を武器に攻める
我々のようなベンチャー・スタートアップは、知名度で勝負ができません。
だから、「選ばれる会社」になるためには、知名度以外で人を惹きつける「魅力」を言語化しなければ勝ち目はありません。
会社のビジョン、事業の想い、経営者の考え、実際に働く人たちの声、カルチャーの魅力・・・
そんな他の企業とは違う、自分の会社だけが持つ魅力=
オンリーワンの資産を発見し、言語化し、磨き、発信し続ける、そして「共感」を勝ち得ることが、採用力の土台を底上げする、遠回りに見えてとても重要な活動ではなかと、身をもって感じています。
また、この取り組みは短期的な採用充足のみならず、中長期で採用マーケットで勝つ会社となり採用難、労働人口減少の時代でも優秀な人が集まってくる「選ばれる会社」になる道にもつながると確信しています。
(実際に、弊社がどのように「共感型」採用を行ってきたか?はこちらでお話しさせて頂くので、ご興味あればご参加ください)
そんなこんなで、55名強の志共にするメンバーが集まり迎える4期目。
現在以上にパワーアップして、採用企業様、キャリアに悩む女性にとって、価値あるサービスを提供できるよう頑張るぞ!
★最後に★
今期以降、より「採用×広報」を強化し、企業様への価値貢献や自社の採用力向上をしていきたいので、ディスカッションにお付き合いいただける方はお気軽にメッセージください★